高村太木イラストレーターの作品集
 トウモロコシや生卵、カニなどが生き生きと描かれた多摩市鶴牧在住の高村太木イラストレーターが描いたイラストの力作集。いずれもご自身が年賀状用などに制作した作品ですが、緑化委員会広報の新年号やインターネットWEB版に掲載させてもらいました。生卵などは割れる寸前のみずみずしさを表現した傑作です。
 高村氏は、在職中からたくさんのイラストを描き、生卵のイラストは大手広告代理店の特別賞を受賞しました。
年賀状イラスト集
道具や野菜類のイラスト集
 高村自朗画伯の個展「回顧展」
 緑化委員会会員、高村太木氏の子息、高村自朗画伯の個展が多摩市落合の鶴牧商店街にあるアートサロン ライブプラザ「ボラン」で開かれた。20年間の制作活動を振り返った「回顧展」と題し、高校在学中に描いた永山高校の風景画や今年の最新作など大小12点の作品が展示された。

 同級生の少女を描いた「息」は100号を超す大作。少女はすでに結婚して二児の母親になっているというから20年ぐらい前の作品という。その隣の肖像画は自画像。「似てないでしょう」と本人は照れながら作品の背景を説明していた。

 色を塗ったさまざまな部品を貼り付けた立体絵画にも度肝を抜かされた。コラージュという制作手法で、フランス語の「のり付けの意」から名付けられたといわれる。針金や布片、空き缶などを組み合わせてキャンパスに貼り付ける現代絵画の一技法とか。「気に入らなければ途中で何回でも張り替える」という。苦心の制作活動がしのばれる。

 説明を聞いた後で、「君は言葉を集める」と名付けられたコラージュ画を見ると、いったい何種類の部品が使われているのか、頭を抱えながらの鑑賞になった。かわいいセーラー服の少女がなぜか窓から顔を出している。
   ◇高村自朗画伯プロフィール◇
 
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